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● 写真提供:HRL LABORATORIES
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CNNニュース 2011.11.26 Sat posted at: 16:02 JST
http://www.cnn.co.jp/tech/30004709.html
世界最軽量素材、1ccあたり0.85ミリグラム 米企業が開発
(CNN) 米民間研究所がこのほど、世界最軽量の素材を開発した。
重さは1立方センチあたり「0.85mg」だという。
11月発行の科学誌サイエンスで発表した。
この物質は現在「メタリックマイクロラティス」と呼ばれており、中空の管が格子状に接続されている。
組成の99.99%は空気で、残りはニッケル合金だ。
比重は、断熱などの目的で使われる押出発泡ポリスチレンフォームの100分の1。
また、力がかかっても元の形に戻るという。
素材を開発したHRLラボラトリーズはゼネラルモーターズとボーイングが出資する有限責任会社で、メタリックマイクロラティスは米国防総省の国防高等研究計画局(DARPA)向けに開発したもの。
将来的にはバッテリー電極や車体、航空機の機体、身体防護部材などの素材として活用できる可能性があるという。
これまで世界最軽量とされていたエアロゲル(NASA開発)の比重は1立方センチあたり「3mg」で、HRLラボラトリーズは現在ギネスワールドレコーズに記録として申請中だ。
認められれば世界最軽量素材として記録される。
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