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レコードチャイナ 配信日時:2012年1月11日 11時26分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=57782&type=0
日本が31年ぶりに貿易赤字国に転落
円高と原発停止のダブルショック
2012年1月9日、日本経済新聞の報道によると、2011年1月から11月の貿易収支は2兆3000億円のマイナス。
日本は1980年以来31年ぶりに貿易赤字国に転落することが確実となった。
10日、シンガポール華字紙・聯合早報が伝えた。
貿易収支悪化は歴史的な円高で輸出が停滞した一方で、東日本大震災の影響により火力発電所向け液化天然ガス(LNG)の輸入が急増したことが原因だ。
原発の運転再開がままならぬ現状では、貿易赤字が今後も継続する構造的なものになると同紙は指摘している。
だが、問題は天災だけではない。
2005年、日本・経済財政諮問会議の報告書「日本の21世紀の展望」では、英米と同じく日本も貿易赤字国に転落すると予想されていた。
以前、ブルームバーグの取材に答えたJPモルガン証券チーフエコノミストの菅野雅明氏は、
「もし日本の財政状況は改善可能だと外国人が信じなくなれば、日本はギリシャのようになります。
貿易赤字の増加に伴い、我々日本人はどんどん貧しくなっていくでしょう」
と話している。
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大津波の後、アメリカの学者が言っていた、「日本はこれから貧しくなる」
大いに結構。
これから日本は貧しくなっていく。
豊かさが過ぎると、その後にはウエーブとして貧しさがくる。
それに耐えることこそが、次の飛躍へのステップになる。
なまじの貧しさよりも、日本民族の根源を問うような貧しさがいい。
もう一度、列島民族のあり方を見つめ直すような貧しさがいい。
だが、そこまでは貧しくならない、というのは確かだろう。
でも、そこそこ貧しくなって、自分自身を見つめ直す必要があるというのは真実だと思う。
「経済、経済」で、「ゼニや、ゼニや」の心境から一歩下がって、民族の在り方を考えてみるのもいいことだ。
いいチャンスだ。
豊かさの中で貧しさを楽しめる、これがおそらく次の日本のありかた。
社会そのものが豊かであるのが日本であり、すこしばかりの貿易の黒赤や円高の上下は吹く風のようなものである。
社会の根源そのものが影響されるなどということは毛唐もない。
だが、その豊かさの上で踊ることはやめて、ちょっと一息入れて、
「さあて、どうしよう」
と考えてみてもいいのではないか。
この機会を逃してはならない。
「貧しさ」を忌むべきものとはせずに、共存するものとして心の隅にそのあり場所を持っている形で、これから進んでいくべきだろう。
最近の言葉でいえば「先進国課題」だろう。
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サーチナニュース 2012/01/17(火) 10:18
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0117&f=national_0117_052.shtml
中国人が日本人の忍耐強さを称賛も「日本人はなぜ我慢するのか」
河北青年報はこのほど、日本に来て10数年になるという中国人から見て、日本人は忍耐強く映ると報じ、日本人はなぜいつも忍耐をするのかと報じた。
筆者が電車で帰宅する途中、人身事故が発生し、約1時間ほど停車せざるを余儀なくされたにもかかわらず、満員の車内は中国と違って大声で叫ぶ人は1人もおらず、乗客は携帯電話や本を取り出し、静かに電車が動くのを待っていたという。
日本に来て初めて電車が長時間にわたって停車するという場面に遭遇した筆者は、周りの人びとが冷静だったため、自分も焦りや不安は感じなかったと述べる。
そして、日本人は本当に忍耐強いと称賛し、
「仕事上においても上司の命令に同意できないと思いつつも従うこと、夫婦円満の秘訣を尋ねられた日本人男性が『我慢すること』と言っていた」
ことを紹介し、日本人の忍耐強さに感服した様子。
記事は、忍耐は日本人の民族的性格だと分析、
「日本人にとって我慢は美徳であり、忍耐力が日本人による奇跡を何度も生み出し、社会秩序と団結心をもたらした」
と主張した。
一方で日本の自殺者の多さを指摘し、忍耐することで多くの事故や争いを避けられる反面、過度な不満をもたらすとも指摘した。
2011年は東日本大震災や原発事故、大型台風による被害など、日本人にとって多大な苦難の年であったが、海外メディアは日本人が秩序正しく、互いに助け合う様子を称賛した。
記事は
「日本人の内心の苦しみは、外部の人間には分からないことであり、
2011年の漢字が絆に決まったことは、
日本人の忍耐が限界に来たことを示している」
と結んだ。
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「日本人の忍耐が限界に来た」としたら、次はどういう行動にでるだろうか。
暴動にでもなるのだろうか。
やはり「日本人の内心の苦しみ」外部の人間にはわからないということだろう。
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