_
● google画像から
『
レコードチャイナ 配信日時:2012年1月4日 8時51分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=57569&type=0
2012年は中国を抜き返す?!
「世界第2位」の肩書きを捨てきれない日本人
2012年1月3日、米誌フォーブスは2012年の世界経済予測記事を発表した。
法制日報が伝えた。
注目されるのは中国経済の先行きだ。昨年後半から、中国経済の成長は鈍化しており、ハードランディングの懸念までささやかれるようになった。
ある日本のテレビ局は2010年に日本が奪われた「世界2位の経済体」の座を奪回できる可能性が高いとまで報じていた。
2012年の中国経済は、過去10年で最低となる8~8.5%成長になると予想されているが、日本経済の成長予測も下方修正されている。
日本が中国を抜き返す可能性はきわめて低いというのが専門家の見方だ。
対外経貿大学世界経済研究室の藍慶新(ラン・チンシン)主任は取材に答え、日本人は
「世界第2位」という肩書きにこだわりすぎていると指摘。
あきらめきれない気持ちから、きわめて可能性の低い「奪還」報道が出たのだろうと分析した。
』
この記事まったく信じられない。
なぜなら、ナンバー2を降りて、一番ほっとしているのが日本。
40数年近く、日本はナンバー2で有りつでけてきた。
しかしこのナンバー2はアメリカがナンバーワンという下でのナンバーツー。
あらゆるものにアメリカの圧力がかかってのナンバーツーである。
肩に重たい荷物を背負ってのナンバー2である。
その荷物を下ろしたくともアメリカは降ろさせてくれない。
それを40数年もの長きにわたってである。
十数年前のバブル前までは日本には力があった。
ナンバーツーと称賛されてもいいほどであった。
が、それがはじけて「失われた十年」と言われる間でもナンバーツーである。
明らかに論理的におかしいことが平然とまかり通っていた。
「失われた」と明言するなら、それにとって代わる国がナンバー2を背負っていなければならない。
だがそれがなかった。
では「失われた10年」とはなんだったのか。
言い換えると「ナンバー2で在り続けた10年」である。
「失われてもいない10年」であった。
それがさらに延長され「失われた20年」ということにまでなってしった。
重たい重たい荷物を背負わされての年月である。
「誰か代ってくれ」という悲鳴すらも出てくる20年である。
やっとこさ、去年中国がナンバーツーになってくれた。
日本は一気に身軽になった。
アメリカと中国が対峙する世界。
役割を終えた日本はゆっくりと休みにはいる時期。
そしてこれまでのアメリカの圧力は徐々に希薄になり、自由に振る舞えるようになった。
世界にたいしてもである。
地球民族の視線はアメリカと中国にあつまり、日本は蚊帳からはずれる。
自由だ!、自由だ!
まずは世界はナンバーワンとナンバーツーがやればいい。
日本は自国を立て直すのに精力が注げる。
まず、自衛力を強化できるようになる。
ナンバーツーの台頭で軍事バランスが崩れはじめている。
まずは世界の軍事力がどうあれ、これまで止められていた軍事にわずかでも力を注げるようになる。
ナンバーツーがやると周りが文句が出る。
でもナンバースリーならそれがない。
その他いろいろ。
日本は決して「ナンバーツに返り咲く」ことなど望んでいない。
とんでもハップンである。
ナンバースリーで十分結構。
もしインドが成長して、ナンバーフォーになってけっこう結構。
日本列島を危うくしない、ということはナンバーツーを降りた日本の使命。
日本は自由になったのだ。
長年の肩の重荷をおろしたのだ。
これが日本民族の今の気持ち。
「世界第2位」の肩書きを捨てきれない、なんてことはコレッポッチもない。
_