2012年1月21日土曜日

ネットの神様からの警告:サイト終了

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 昨日からインターネットが正常に動作していない。
 大半グルグル回っているだけ。
 これまでは
 「googleというサーバーがみつかりません」
というエラーが多かったが、今回は違う。

 それでも何とか、活字だけは通信できるのでニュースは見られる。
 でもそれは最低限のもの。
 すべての活字サイトが呼び出し可能になるわけではない。
 アドレスが深いものは、グルグル回っているだけで出てこない。
 出てきたニュースに写真があったりすると、記事を読み終わってもまだ写真が送信されてこないということになる。
 動画はまるでダメ。
 
 きっとこれは、
 ネットの神様がネット中毒にならないようにと警告

を発してくれているのだと思う。
 いいきっかけですので、インターネットメデイア検索をやっているこのサイトは、神様の警告を受け入れ
 これで終了する
ことにします。

  


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フェイスブックから離れろ!「SNSをやればやるほど人は不幸を感じる」

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● レコードチャイナより




レコードチャイナ 配信日時:2012年1月21日 0時8分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=58080&type=0

フェイスブックから離れろ!「SNSをやればやるほど人は不幸を感じる」
―米研究報告

 2012年1月19日、北京晨報によると、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)にかける時間が長い人ほど
 「自分は人より不幸だ」
と思う傾向が明らかになった。

 米ユタバレー州立大学の社会学者ニコラス・エッジ氏は425人の大学生を対象に幸福感と友人関係について調査した。
 対象の大学生に対し、SNS上の友人数、その中で現実世界で知りあっている友人数などSNSのフェイスブックの使用状況についても聞き取りをした。
 結果、大学生の95%がフェイスブックに登録しており、平均2.5年間、登録を継続している。
 SNS上の近況や写真の更新、友人の動向を確認するなどに平均週5時間を費やしていた。

 調査結果から性別、宗教、婚姻状態など影響のある要素を排除してわかったのは、
 「フェイスブックに費やす時間が長ければ長いほど、自分は他人よりもよい生活ができていないと思う傾向が顕著」
だということ。
 フェイスブック上に現実世界では知り合いではない友人が大勢いる学生ほどこの意識は強烈だ。
 また、フェイスブックを長年利用しているユーザーほど不公平感が強かった。
 オンライン上の交際を好む人に比べ、現実世界で多くの時間を友人との交流に割いている人は生活の不公平さを感じにくいという。

 英紙デイリー・メールは18日、研究者の話として、この種のSNSによりもたらされる生活に対する不満は心理学で「対応バイアス」と呼ばれる結果だと伝えた。
 「対応バイアス」は心理学の用語で、「根本的な帰属の誤り」ともいう。
 すなわち、人は限られた知識の中で他人の行動を誤って説明することがある。
 フェイスブックでにっこり笑っている他人の写真を見ると、
 「他人はいつも楽しく暮らしている」
と思ってしまう。
 現実世界で知らない人ほどその傾向が強いという。


 単純に言えば「隣の芝生現象」に過ぎない。
 この程度の発想は誰にでもできる。
 この報告書はすれを数値で示しただけ。
 フェイスブックというのは、おのが劣等感を高揚するもの。
 生身の人間はその仕草で心がちょっとだがわかる。
 「ああ、こいつもオレと同じなんだな」って。
 フェイスブックというのはそれがない。
 「心の通じ合わないコミュニケーション、それがフェイスブック」
 心が通じ合わないというのは、自分の心が傷つかないということ。
 そのぶん、精神的鬱積が溜まってくる。

 現代人の不幸化現象、それがフェイスブック




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「ジニ係数は0.5を超えるかもしれない」:人民共産党が生まれるか?

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レコードチャイナ 配信日時:2012年1月20日 20時11分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=58078&type=0

格差を表す「ジニ係数」を10年も発表せず、理由は高所得層の「隠れ所得」
―中国国家統計局

 2012年1月17日、その国の貧富の差を表す「ジニ係数」を中国政府が2000年から10年以上も発表していなかった理由について、中国国家統計局の馬建堂(マー・ジエンタン)局長が「高所得層の実態がつかめなかったため」と釈明し、物議を醸している。
 18日付で第一財経日報が伝えた。

 ジニ係数とは社会における所得分配の不平等さを測る指標で、係数の値がゼロに近いほど格差が少ない状態を表す。
 社会の不安定が生じる警戒ラインは0.4とされているが、国家統計局が2000年に発表した時点では「0.412」だった。

 この間、北京師範大学収入分配・貧困研究センターの李実(リー・シー)主任が2007年に「0.48」、世界銀行が2009年に「0.47」とするなど、様々な推計値が発表されている。
 それぞれ数値に若干の違いはあるものの、
 「中国のジニ係数は警戒ラインの0.4を超えている」
というのが共通する見解だ。

馬局長は17日の記者会見で、ジニ係数の発表を10年以上も怠ってきた理由について、記者から質問を受けると、
 「高所得層の本当の収入を把握できなかったため」
と回答。
 これに対し、各方面から批判が噴出している。

 中国改革基金会国民経済研究所の王小魯(ワン・シャオルー)副所長は
 「一部の高所得層に巨額の『隠れ所得』があるということだ。
 だが、政府発表の数値がないというのはおかしい」
と指摘。

 李主任も
 「高所得層の実態がさらに明らかになれば、ジニ係数は0.5を超えるかもしれない」
との見方を示す。
 経済学者の許小年(シュー・シャオニエン)氏も
 「まずは目の前のデータから算出し、後で修正すればよい。
 データが不正確だから発表しないというのは通らない」
と非難した。

記事は
 「中国の貧富の差はかなり大きい。
 これは争う余地のない事実」
とした上で、国家統計局が10年もジニ係数を発表しなかった理由について、
 「現実を直視することから避けてきたとしか言いようがない」
と厳しく批判した。


 もし、ジニ係数が「0.5」を超えたらどういうことが起こるのだろうか。
 新たに「平等を目指す、人民共産党」が誕生し、現存の「貴族共産党」を倒すことになるのだろうか。
 人民解放軍は「解放人民軍」に破られるのであろうか。




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2012年1月19日木曜日

インターネットの未来を脅かす、Wikipedia英語版、24時間停止

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● AFPB BBnews



AFP-BBnews 2012年01月19日 07:06 発信地:ワシントンD.C./米国
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/it/2851630/8324848?utm_source=afpbb&utm_medium=topics&utm_campaign=txt_topics

ウィキペディア英語版、24時間停止 著作権侵害防止法案に抗議

【1月19日 AFP】オンライン百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」は18日、米議会が審議している、オンライン上の著作権侵害行為を防止する法案への抗議を表明するため、英語版サイトの24時間閉鎖を開始した。同様の目的で、インターネット大手グーグル(Google)もホームページ上に編集を加えたほか、他のサイトも抗議を予定している。

 米議会下院では、オンライン著作権侵害行為防止法案「Stop Online Piracy Act、SOPA」を、上院では「Protect Intellectual Property Act(PIPA)」を、それぞれ審議中だ。

 グーグルは両法案へのユーザーの関心を高めるため、利用者が多い米国版ホームページのトップページに編集を加えた。
 ソーシャルニュースサイトredditなども、18日中にサービスを停止する予定だ。(c)AFP/Chris Lefkow


 Wikipediaはよく利用するので寄付に応募しようとしたが、日本の口座がない。
 アメリカとヨーロッパのみ。
 やめてしまった。
 募金のメッセージを出してはいるが、さほどに困っているわけでもないようだ。
 日本のことなど歯牙にもかけていないようだ。




TBS ニュース






ギズモード 2012.01.18 16:30  
http://www.gizmodo.jp/2012/01/wtf_is_this_sopa_thing.html

最近話題のSOPAって何なの?

 ちょっと前まで聞いたこともなかった単語。
 SOPA。
 最近この単語をよく耳にするようになりましたよね。
 WikipediaとかRedditをはじめとする様々なウェブページがこれに抵抗する為にサービスの停止や、トップページで抗議することを表明しています。
 ただ、そもそもSOPAって何なんでしょう?

 SOPA(Stop Online Piracy Act)というのは、テキサスの共和党員で下院法務委員会議長でもあるラマー・スミス(Lamar Smith)議員が去年の10月26日に提案した
 「オンライン海賊行為防止法法案
のことです。
 そこから下院両党の賛成票を集め法案を可決するために11月16日の聴聞会と12月15日のマークアップ(法案の最終詰め段階)を行ってきました。
 現在議論は保留中となっているみたいですが来月よりまた再開される見通しだそうです。
 また上院で審議されている同様の法案で「PIPA(Protest IP Act):IP保護法」というのもあって、こちらは来週の水曜日に投票が行われるそうです。

■実際にどうなるの?

 SOPAはウェブ上でコンテンツ(書物、映画、スタジオ、音楽レーベル)の著作権を持つ業者に異常な程の力を与えかねないと言われています。
 例えば、ワーナーブラザーズが
 「イタリアのウェブサイトでダーク・ナイトのトレントファイルがダウンロードされている」
と言えば、Googleにはそのウェブページが検索にかからないよう、またPayPalにはそのページの決済を取りやめるよう、広告サービスを行ってる業者にはそのページの広告を取り下げるよう、要求することができるようになるのです。
 もちろんそのページをブロックしてアクセス不可にすることだってできるのです。

■SOPAのここがおかしい

 IPオーナーが前述したような要求を司法の判断を待つことなく、また出廷することなく出せるというところには疑問を感じます。
 つまり、要求が自動的に認められる
ということですからね。
 そもそもSOPAはオンライン上の個人情報を排除するために生まれたものなのに、手順がそんなにシンプルなのっておかしいですよね。

 またGoogleやPayPalなどがそういった要求を受けた際、要求を飲むか、法廷で意義を唱えるかを決断するのに5日しか猶予を与えられないそうです。
 (ただその点においては一番新しい改訂版の法案では、5日という期間が延長され、また前述の要求を出す際に法廷の許可が必要になったそうです。)

■自分たちの生活に及ぼす影響は?

皆さんが普段活用しているツールにも当然支障をきたします。

 例えばFacebookのステータスをThe Pirates Bay(トレントサイト)へのリンク付きでアップデートした場合、Facebookはそのポストの削除を義務づけられるんです。
 ということはTwitter、YouTube、Tumblr、WordPressなども同じですよね。
 そこで反抗しようものなら、政府の「差し止め」に遭い、シャットダウンされる可能性もあります。

 そんなことになってしまっては「デジタルライフ」なんてあったもんじゃないですよ。

 アメリカ国内ではMPAA(Motion Picture Association of America:米国映画協会)やRIAA(Recording Industry Association of America:米国レコード工業会)がすでにDMCA(Digital Millennium Copyright Act:デジタルミレニアム著作権法)に基づいて、著作権を侵害しているものがあった際に取り下げるよう、日々積極的に要求を出しています。
 YouTubeで出てくる「video removed(このビデオは削除されてます)」のメッセージなんかは誰もが見たことがあるのではないでしょうか。

■それでちゃんとうまくいってるんじゃないんですか?

 SOPAは誰が見ても実現すべきではない法案だということは分かっています。
 言わば緊急事態です。
 経済的・文化的に大きな損失を生むと言っても過言ではないですよ。
 ホワイトハウスもこのSOPA法案(PIPA含め)への反対の意向を正式に示しました。

オバマ大統領も自身のブログで

表現の自由を抑制し、サイバー・セキュリティ・リスクを高め、ダイナミックで革新的なグローバルなインターネットの基盤を損なう
としています。
 ただ拒否権を行使する予定はなく、改訂された法案を支持する可能性もあるそうですが。


 ここ数日で反SOPA運動に関するニュースも増えてきましたね。
 ここまでになるのにだいぶ時間はかかったものの、世間の認知度も上がり、今大きな局面を迎えています。
 Wikipediaはすでに一時的なサービスの停止を開始しましたね。

 米ギズのブライアンは、
 「インターネットは国家と同じように自由を原則に築かれる必要があるのではないか。」
と述べています。
 ある程度のルールと自由のどちらが欠けても快適な環境にはならないんでしょうね。
 我こそはと思われた方、抗議の電話やメールをしようじゃありませんか。

[ SOPA Strike ]

河原田長臣(BRIAN BARRETT/米版)






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2012年1月18日水曜日

東大「秋入学に全面移行」案 中間報告

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● TBSミュース



asahi.com 2012年1月18日
http://www.asahi.com/edu/center-exam/TKY201201180154.html

東大「秋入学に全面移行」案 中間報告、学内なお異論も

東大のワーキンググループが想定する秋入学

 入学時期のあり方を検討してきた東京大学のワーキンググループ(座長・清水孝雄副学長)は、従来の4月入学を全廃し、海外で主流である秋入学への全面移行を求める素案を中間報告としてまとめた。
 国際的な大学間の競争に対応し、学生の海外留学を促すことなどを理由に挙げている。

 東大は今後、この素案を元に各学部などで本格的に検討し、年度内の決定をめざす。
 学内の合意形成ができれば、経済界など関係先への説明を進め、告知期間を経て早ければ5年後に導入したい意向だ。
 ただ、学内には「最優先課題なのか」などの異論もあり、実現性は不透明だ。

 中間報告は、留学生の受け入れや送り出しの人数が海外有力大学に劣ることや、春学期(4~9月)の途中に夏休みが挟まることなどを、4月入学のデメリットとして指摘。
 秋入学に移行することで留学の機会が「確実に広がる」とした。
 4月入学と秋入学の両方を実施する複線化は、「コスト面で困難」として全面移行を求めている。
 すでに複線化している大学院については、検討を続ける。

 入試時期は従来通りとするため、入試で合格してから入学するまでに半年間のずれ(ギャップターム)が生まれる。
 この期間の使い方として、研究や勤労体験、ボランティア、国際交流など13項目を例示。
 「受験競争で染み付いた偏差値重視の価値観をリセット」
し、教わる姿勢から学ぶ姿勢に転換する機会にする、としている。
 この期間の過ごし方に大学がどの程度関わるかは、今後の課題となる。

 一方、卒業時期は入学から4年後の秋と、その翌春の双方を併記した。卒業も秋になれば、企業の新卒一括採用との間にも時期のずれが生じる。各種の国家試験などと、時期がミスマッチにならないかも課題だ。有力大学の間では、秋入学の本格導入に慎重論も少なくない。

 このため東大は、秋入学の導入へ向けて学内の合意ができれば、他大学、社会、政府の幅広い理解と協力が大切だとして、特に企業には採用時期をずらすなどの対応を求めていく方針だ。

     ◇

 〈東大の秋入学検討〉 大学の国際化をめざす浜田純一総長の主導で、昨年4月に総長直轄のワーキンググループ「入学時期の在り方に関する懇談会」を設置。
 副学長2人や教授らで検討を進めてきた。今後、学内の議論を経て最終報告を出す。
 大学としての最終的な意思決定は、総長や理事らでつくる経営協議会などが行う。





毎日新聞 2012年1月21日 東京朝刊
http://mainichi.jp/life/edu/news/20120121ddm041100055000c.html

大学秋入学:検討協議会、参加校「前向き」 「社会の理解も必要」

 東京大が秋入学を検討する大学間の協議会設置を呼びかけたことについて、名前が挙がった各大学からは議論に期待する声も聞かれた。

 秋入学の検討委員会を来月にも発足させる九州大は、福島泰広報室長が
 「正式要請があれば会合で議論したい」
と述べた。
 北海道大や東京工業大も参加を前向きに考えるという。

 清家篤・慶応義塾塾長は
 「(秋入学の)必要性や課題についても東大と問題意識を共有する部分も多い」
といい、一橋大の山内進学長は
 「グローバルな知の共同体を作り上げるため、一重要項目として秋入学を検討することは必要」
とのコメントを出し、議論の必要性を強調した。
 東北大の井上明久学長は
 「世界では7割以上が秋入学。
 東大主導というより東北大が主体的に考えたい」
と意欲を示した。

 一方、大阪大は
 「現時点で全く中立的な立場。東大の提案を踏まえて今後検討したい」(日比謙一郎総務課長)
と、秋入学の賛否について言及を避けた。
 名古屋大の山本一良理事・副学長は
 「検討するのは良いことだが、社会的コンセンサスがなければただのわがまま。
 実現に向かうかはこれからの議論だ」
と話した。

 ◇部活動など課題も
 東大の浜田純一学長は20日の記者会見で、入学時期を国際標準に合わせる意義を強調した。
 他大学と連携して導入を図る考えだが、ギャップタームの過ごし方や春一斉に新卒者が入社する日本の就職慣行、あるいは大学運動部のスケジュールなど課題も浮かぶ。

 東大をはじめ一部の大学が秋入学に移行した場合、教育研究や就職だけでなく、部活動などの大学間交流にも影響する。
 スケジュールがずれれば、春秋にリーグ戦を行う東京六大学野球などの定期戦の日程も見直しを迫られそうだ。





毎日新聞 2012年1月21日 東京朝刊
http://mainichi.jp/life/today/news/20120121ddm001100004000c.html

東大:秋入学で呼びかけ 12校で検討、4月に協議会 経済界とも議論

 東京大は20日、学部の入学時期を春から秋に全面移行することを求めた学内の懇談会の中間報告を正式に公表した。
 浜田純一学長は記者会見で、4月をめどに京都大など12大学で秋入学を検討する協議会を作り、さらに大学側と経団連など経済界との間でも協議会を設置することを表明。
 複数の大学での移行を目指す考えを示した。
 協議会では、入学や卒業の前後に生じる隙間(すきま)の期間「ギャップターム」(GT)の過ごし方や企業の新卒採用時期の弾力化について議論する。

 浜田学長は秋入学の実現まで5年前後をめどとし、このうち2年程度で条件整備について他大学や経済界と議論し、残りの3年を周知と調整の期間に充てるとした。
 また
 「取り組むべき課題は山のようにあるが、ひるむことなく、できるだけ早く実現していきたい」
と述べた。

 浜田学長は昨年12月から
 「秋入学の実現」について、京都大など旧6帝大に加え、筑波大、東京工業大、一橋大、早稲田大、慶応大の計11校に協議を呼びかけ、会見でも「単独ではなく必ず他の大学とやる」
と意欲を見せた。
 慶大とは既にGTの活用方法について意見交換に入ったという。

 大学側と経済界との協議会は、経団連や日本商工会議所など20程度の経済団体に参加を求めるという。
 個別に代表的な企業の人事担当者と議論することも想定している。
 いずれの協議会でも、GTで海外学習やボランティアなど体験活動を推進する仕組み作り、企業の採用時期や方法の見直しが課題になる。GTの過ごし方の試行も実施するという。

 また、東大は入試についても、国際化などの課題に対応できるよう見直しを進めている。
 浜田学長は、入学時期と入試のあり方の見直しを同調させるのが理想との考えも示した。

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 ◇秋入学に関する協議会の構成
 <参加大学>

東京大▽北海道大▽東北大▽筑波大▽東京工業大▽一橋大▽慶応大▽早稲田大▽名古屋大▽京都大▽大阪大▽九州大

 <経済界>

経団連、日本商工会議所など

 <主な課題>

▽ギャップターム(春の入試後から秋の入学までなどの隙間の期間)で体験活動を推進する仕組み作り

▽企業の採用時期や方法の見直し

東大:秋入学導入 浜田学長“国際標準”を強調
東大:秋入学 12大学で検討協議会 経済界とも議論
東大:秋入学移行へ 大学の国際化進める
発信箱:バラバラでいこう=福本容子(論説室)
東大:秋入学移行 東北大も賛意





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脳残君(Ⅲ):憧れの君、大神和子:年齢二千歳

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● 脳残君の憧れの君、大神和子:年齢二千歳



サーチナニュース 2012/01/17(火) 11:21
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0117&f=national_0117_078.shtml

中国人留学生がマンガで描く日本~23年間、
恋焦がれた相手とは


「愛は強引、秋葉原篇」でもご紹介したように、「脳残」君は既婚者だ。
しかし実は、23年にわたって恋い焦がれたお相手がいる。
今回は特別に、「脳残」君があこがれる“女性”を紹介しよう。

■中国人留学生がマンガで描く日本

大神和子さん。
「脳残」君は光姫とも呼んでいる。
特技はお掃除、料理、茶道、華道、そしてお金をやりくりして家を富ませる賢い面もある。

趣味は化粧、アニメ、女性小説を読むこと。
18歳ぐらいに見えるが、「脳残」君より相当に年上だ。
なんと2000歳以上。

実はこの大神和子さん、「脳残」君の日本に対するイメージという。
小学校のときから日本のアニメ文化を愛し、それ以来、日本のマンガ、アニメ、おもちゃに親しんできた。
「脳残」君にとって、日本はあこがれの的、「美しい女性」のイメージという。

日本にやってきたのは、思い焦がれた女性と初めて会うのも同じ。
「日本お宅」である「脳残」君の“妄想”は膨らむ。
心の中で、大神和子さんと対面して、日本風にぺこりと頭をさげ「はじめまして、脳残君です。
よろしくお願いします」とご挨拶(あいさつ)。

ところが、その後が続かない。
中国語で話しかけてもだめ。広州出身の脳残君は広東語で話しかけた。
無理か。
英語も韓国語も通じない。

あこがれの日本とおつきあいをしたいと思ったら、日本語ができるようになるしかないのだった。
でも大神和子さんは、意思疎通をしようとして汗だくで頑張った「脳残」君に、言葉は通じなくとも
「必要ですか?」
とハンカチを差し出してくれた。
やはり、大神和子さんは優しかった。
そして「脳残」君を見つめて、外国語はできないので日本語で話してほしいと訴えた。

頑張れ、「脳残」君! 
日本語が上達すれば、あこがれの日本のことをもっとよく知り、楽しく交際できるに違いない。

**********

「脳残」君は、日本にやってきて半年あまり、語学学校に通う中国人留学生のペンネームだ。
自分自身が登場するマンガ『日在日本』は、中国のインターネットでも人気を集めている。
掲載サイトには、「日本の真実を教えてくれる」などのファンの声が次々に書き込まれている。

『日在日本』は作者の了承を得て、日本人読者向けにサーチナでも掲載できることになった。
「脳残」君の目を通して、中国人がいだく「日本留学の印象」をお伝えしたい。





サーチナニュース 2012/01/25(水) 14:30
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0125&f=national_0125_128.shtml

女王様への愛の代価



 「脳残」君の日本に対するイメージは、若くて美しい女性だ。
 大神和子さんと名づけた。
 掃除や料理が上手で、茶道や華道もたしなむ。教養があって優しい。
 もちろん、とびきりの美女だ。
 しかし留学生活を始めて、大神和子さんと“おつきあい”をするには、まったく別な一面と向き合わねばならぬことが分かった。

  「脳残」君の妄想が変化した。
 やさしくしとやかな大神和子さんが変身。。
 大神和子さんのもうひとつの人格で「影姫」という。
 特技は剣道、合気道、陰陽術、忍術など。
 そして日本刀の使い手だ。
 異様な美しさをたたえてはいるが、本来の大神和子さんとは逆のキャラクターだ。

  影姫は「脳残」君に言った。
 「私を愛しているって本当なの?」。
 「脳残」君は、やや汗ばみながらも「もちろん、本当だよ」と答えた。
 影姫はにっこりと微笑み、「脳残」君に言った。
 「あなたの気持ちが、私の試験に耐えられるかしら」と。
 「脳残」君は断固として答えた。
 「もちろんです。愛していなければ、日本にはこられませんでした」――。

  すると、影姫が意外なことを言い出した。
 「じゃ、一緒にだれもいない場所に行って、遊びましょうよ。
 あなたの“技量”を見せてちょうだい」、
 「こっちへいらっしゃい」。
 「脳残」君の胸はときめいた。
 そして、2人は秘密の場所へ。

  闇の中で「脳残」君の声が響いた。
 「あ、あ、あ」、「はあ、はあ」、「もうだめ!」。
 大変なことになった。
 「脳残」君は縄で縛られ、鞭で打たれた。
 「女王様~!」と叫んでも許してもらえない。

  「脳残」君は悶絶して倒れた。
 “女王様”は「弱い男ね。それでも私に愛を捧げるつもり」と呆れた。
 そして「これを飲んで、復活するのよ」と缶入りドリンクを投げ与えてくれた。

  なんと、特製の納豆飲料。
 妙な味だが効き目は抜群。
 グイと飲みほせば、力がみなぎる。
 「脳残」君のHP、元気度は100%に回復。
 もとどおりの“もりもり状態”に。

  そして、影姫様が怪しく微笑んだ。
 「さあ、次のレッスンよ。準備はいいかい」――。
 「脳残」君は凍りついた。

  暗闇の中で、「脳残」君の叫び声がまた響いた。
 「あ、あ、あ、もう、もうダメです」。
 しかし影姫は許さない。
 「弱音を吐くんじゃない。授業はまだまだ、終わらないわよ」、
 「まだ、礼儀ということを知らないようだね。
 徹底的に調教してやる」――。
 「脳残」君の悲鳴をかき消すように、影姫の叱咤(しった)は、いつまでも続いた。

  あこがれの日本と、現実に接する日本は、やはり違った。
 覚えねばならないこと、身につけなければならない習慣や礼儀作法は、あまりにも多い。
 しかし、苦しみに耐えるのは、日本に対する愛の代価だ。
 「脳残」君は、どんなに苦しくとも「女王様についていきます。
 そのために留学したんですから」と決意をあらたにするのだった。





サーチナニュース 2012/01/23(月) 12:21
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0123&f=national_0123_091.shtml

私は変態ではない!…たぶん



日本に来た中国人が、まず驚くのが「エッチ関連」のDVDなど。日本における“その方面”の作品の充実ぶりは中国で有名。
日本の法律が中国より寛大であることも知っている。
しかし来日後、そういった作品が大っぴらに売られているのをみると、やはり驚いてしまうという。
今回は、そんな留学生のエピソード。
「脳残」君を変態と決めつけるわけにはいかない……たぶん。

日本に来たばかりの中国人留学生が、レンタル・ビデオ店に入った。
「脳残」君の同級生。
男性だ。
奥の方に、なにやら奇妙なコーナーがある。
カーテンで仕切られており、
「18歳未満の方、入場はご遠慮ください」
と書いてある。
いったい何だろうと、“純粋な向学心”に燃え、カーテンをくぐった。

驚いた。
棚すべてが“成人用”作品だ。
1000点以上はある。
壮観。
これは、自分のミニブログで紹介しようと、“純粋”な気持ちで撮影した。
携帯電話を使えば、簡単だ。

シャッター音が鳴る。
そして、中国人留学生の背後に店員さんがいた。
「お客さん、ここで撮影されちゃ困ります」
と強く求める。
「とにかく、撮影した写真を、この場で削除してください」
とも。

面子(メンツ)丸つぶれになった同級生のことを、「脳残」君は大笑い。
「絶対に、変態と思われたぜ」、
「日本人は見慣れているから、そんな変態じみたこと、するわけないよな」。
噂話に花がさいた。

日本留学にまつわる「面白話」を探している「脳残」君にとって、格好のネタだ。
さっそく作品化することにした。
そうなると、
「18歳未満の方、ご遠慮ください」の現場の画像が欲しい。
結局「脳残」君も同じ道をたどることになった。
用心していたので、店員さんにバレずにすんだ。

しかし考えてみれば、大いに笑いものにした同級生と、自分も同じことをした。
「脳残」君は、「このエピソードを皆さんに紹介するため」、「ボクは変態ではない」と力説。
まあ、変態じみたことを伝える人自身が変態とはかぎらないし、「脳残」君の主張には一理ある。

ただし「脳残」君は、ミニブログで紹介しようとした同級生と、マンガに載せようとした自分の行為の、どのあたりに本質的な違いがあるかには、言及しなかった。

2人とも、異文化とのファースト・コンタクトに驚いただけ。
それを伝えたくなっただけ。
決して変態ではない……と思う。


脳残君は変態だろうか。
蒼井そらはたしかに可愛い。
だが、「スーパー九ノ一」になれるほどかと思うと、そうではないと思う……たぶん
AV女優が変態なのか、それともそれを見る視聴者が変態なのかというと、どちらも変態なのだろう。
とすると、やはり日本は変態民族ということになる。
そして蒼井そらにメロメロになる民族もどこか変態なかもしれない、と思えることもある。

なら、そんな国にやってきて勉強しようとする残脳君はそれに輪をかけた変態ということに理屈でいくとなってしまうのだが。
でも昨今の中国の状況は、あれは日本からみると「変態」だと思える。
なんていったて「性文化博覧会」もどきを大々的にやってしまうのだから。



サーチナニュース 2010/11/02(火) 15:42
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=1102&f=national_1102_122.shtml

文化祭相変わらず「押すな押すな」の大入り満員



広東省広州市で10月29日から31日まで開催された中国(広州)
性文化祭は、前回同様の大盛況だった。
中国新聞社が報じた。

同文化祭は第8回。
「人と性」をテーマに開催され、毎回が大盛況だ。
特にモデルが出演するパフォーマンスは黒山の人だかりだ。
皆が食い入るようにみつめ、次々にシャッターをきる。

会場では恒例の、性関連グッズ即売会も行われた。


「性関連グッズ即売会」、何が売られているかしらないがやはりこれは変態兆候のように思える
……たぶん。




脳残君のページ。


脳残君 blog
http://blog.livedoor.jp/nozankun/archives/2247915.html

こんにちは!私は中国から来た留学生の脳残君と申します。
どうぞよろしくお願いします。
私は東北地方太平洋沖地震後の2011年5月に来日しました。
現在「武蔵浦和日本語学院」で日本語を勉強しています。この漫画の内容は全て留学生活の実体験です。
フィクションではありません。
ただし、人名は仮名にさせていただいてます。毎日更新しています。

実は、私は日本を愛してる「オタク」です。
小さい時から、日本の漫画・アニメ・ゲームが大好き! だったので日本に来ました。
私にとって、「中国は母」、「日本は恋人」だと思っています。
母と恋人が仲良くなってもらう為に、私は頑張っています。

私は来年漫画の専門学校でより本格的にマンガの勉強をしたいと思っています。
だけどその学費は決して安くはありません。
この漫画を今年中に出版し、その売上を学費に充てられればと考えています。
この漫画の中国版「日在日本」
(http://mycomic.qq.com/allpage/info.php?artid=124980)
は現在連載中です。
日本と中国のいいものを皆に紹介できたらと思っています。

残念ですが、私の日本語はまだ上手ではありません。
多分沢山間違いがあると思います。もし、どなたか日本語直するのお手伝いをして下されば、本当に感謝します。
宜しければ、感想を私のメール(1824428493@qq.com)へ発送してください。
終わりに、閲覧いただきありがとうございました!




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2012年1月17日火曜日

「尖閣問題「棚上げしたい、日本も荒立てないでほしい」と言うバカさ加減

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● ハノイのベトナム共産党本部でグエン・フー・チョン書記長(右)と会談する中国の習近平国家副主席=2011年12月21日(共同)


尖閣問題とはバカな船長が巡視艇に体当たりして、
 これを中国当局のオエライさんが英雄視したために起こった問題。

これをきっかけに、日中関係は冷え込み、更に日本は「中国仮想敵国化」まで進展し、中国軍の日本侵攻を睨んだ軍事演習を行い、軍事規模の拡大にまで発展している。
以前の日本なら、日中友好の御旗で様々なことを泣き寝入りしていたが、これからはそうはいかない。
明確に事を構えているし、それを日本社会国民が支持している。
まあ、これだけなら日中だけの問題。
だが、これだけでは終わらなかった。
日本が「対中国」を鮮明にすれば、それに影響されるアジア諸国は多い
問題が周辺諸国に飛び火して「気がつけば中国の周りは敵だらけ」となってしまった。
とんでもない中国の「外交バカ」
気がついてこりゃマズイと焦って出てきたのが下の対応。


サーチナニュース  2012/01/06(金) 10:42
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0106&f=national_0106_061.shtml

尖閣問題「棚上げしたい。日本も荒立てないでほしい」=中国政府

中国政府・外交部の羅照輝アジア局長は5日、人民日報系のニュースサイト「人民網」でユーザーからの質問に応ずる形式で、尖閣諸島の問題について「(日中は)論争をしばらく棚上げすべきだ」と述べた。

沖縄県石垣市の市議らが3日、尖閣諸島の魚釣島に上陸したことに関連して質問が寄せられた。
羅局長は
「非合法で無効。
釣魚島(尖閣諸島の中国側通称)が中国領である客観的事実を変えることはまったくできない」
と述べ、
「釣魚島の主権を守る中国政府の決意は微動だにしない」
と述べた。

羅局長は続けて「もしも領土にかんする対立を解決できる条件がないのなら、『主権はわれにあり』との前提のもとで、争議をしばらく棚上げして、両国関係の全面的な発展のさまたげになることを避けるべきだ」との考えを示した。

羅局長は一方で、
「論争が解決するまで、日本側には事を荒立てないよう求める。
一方的な行動をとるべきでない」
と述べた。

羅局長は
「将来、次の世代がよりよい知恵で、問題の解決法を見いだすだろう」
とつけくわえた。


でも内容に重みがない。
自分たちが事を荒立てたことをまるっきり棚に上げて、日本に自制を求めている。
こういうのが「バカ外交」というもの。
やられたらやり返す、自分がやったらやられるのを覚悟する、というのがどの世でもあたりまえのこと。
「自分はやっていい、でもお前はやるな」
なんてことは金輪際ない。
そのことを常に念頭において、交渉を進めるのが外交というもの。
その中国の「外交のイロハ」すらも知らない無知がこの結果を招いている。


サーチナニュース 2012/01/17(火) 10:09
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0117&f=politics_0117_007.shtml

中国は「挑発」と解釈…日本政府が尖閣の無名離島に命名

藤村修官房長官が16日、尖閣諸島周辺の無名の39の無人島について3月末までに名称を確定させる考えを示したことを受け、人民日報など中国メディアは17日、
「中国の領土主権を維持しようとする意志に探りを入れることは許さない」
と主張する論説を掲載した。
日本側の無人島命名を「挑発」と受け止めた。

論説はまず、
「釣魚島とその周辺の島(尖閣諸島の中国側通称)は古来からの中国固有」
との、従来の主張を主張した。

2010年9月に発生した漁船衝突事件については
「日本の巡視船が中国の漁船にぶつかった。
日本の巡視船が釣魚島付近の海域でいわゆる“公務執行”を行うことはできない、中国の漁船と人員の安全を危険にさらす行為はなおさらできないと、中国は厳正に指摘した」
と主張。
「釣魚島付近の島に名をつけることは、中国の核心的利益を公然と損ねる挙動だ」
と、日本側を非難した。

両国関係については、
「中国は一貫して大局を視野に、矛盾の激化を避けている。
釣魚島問題が中日両国の関係全体を傷つけることを避けている」
と強調。
日本に対して「戦略的互恵関係と東アジアの平和と安定に重きを置くべきだ。
一方的な措置をしてはならない。中国の領土主権を維持しようとする意志に探りを入れてはならない」
と主張した。

直接の文言はないが、論説は日本の無人島命名を対中「挑発」と解釈した上で、日本を非難した。

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◆解説◆  
尖閣諸島を巡る日中の対立は2010年の「漁船衝突事件」で、両国政府と国民が改めて主張と感情をぶつけあうことになった。
中国では、
「それまで政権の中核にあった自民党が事態を荒だてないよう配慮したが、(2009年に成立した)民主党政権は政治的手腕が不足しているので、問題を大きくした」
との意見もある。

中国政府はこのところ、尖閣諸島の問題について従来の「古来からわが領土」との主張を繰り返しつつ、日本政府向けとしては「ことを荒だてるべきでない」とアピールしている。


まだ、こんな主張を繰り返して日本を逆なでして、日本の行為を非難している。
こういう態度をとる限り、限りなく日本は中国の「仮想敵国度」はアップしていく。
外交を知らない、「外交音痴」というのはいくつくとこまで行かないとなおらないのかもしれない。
「外交を脅し」だと思っているかぎり、明るい展望はない。
外交を交渉というレベルに達せさせるには、まだまだ中国には時間、すなわち経験が必要である。
端的に言って「中国は無知」だ。



サーチナニュース 2012/01/17(火) 10:01
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0117&f=politics_0117_006.shtml

国防当局、2011年の総括で「対外交流強化」を強調―中国

中国政府・国防部外事弁公室主任の銭利華少将は16日、2011年の国防政策を振りかえった。
中国の軍隊が日増しに高い注目を浴びつつあるとし、
落ち着いた態度で世界に説明をしていかなければならない
と語った。
中国新聞社が伝えた。

銭少将は
「軍事外交は日増しに実務的に、活発に、開放的になった。
国の対外的姿勢に貢献するととともに軍隊を現代化するための戦略的機能が絶えず強化された」
と振り返った。

高級官僚による訪問や協議を頻繁に実施するなど、活発な軍事外交を展開したことについて銭少将は
「周辺地域の安定が我々の第一任務である」
とし、周辺国家との交流強化が二国間関係の強化や地域の安定、そして国家の安全環境構築に積極的な役割を果たしたと語った。

軍事の対外開放への取り組みとして、国防部の記者会見を定例化したこと、1年間で8度実施した外国との合同軍事演習などを挙げた。

米国との軍事関係については
「右肩下がりで、曲折のある発展過程」
と形容。
その理由として台湾向けの大規模武器売却計画を挙げ、
「互いの核心的利益や配慮を尊重し、重大な障壁をしっかり取り除かなければ、健全かつ安定した前向きな発展は得られない」
と強調した。


まあ、言葉遊びに過ぎないが。
これから中国はどうでるか。
見応えのある日々が続きそうである。

例えば、こんな具合。


サーチナニュース  2012/01/17(火) 16:54
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0117&f=politics_0117_012.shtml

日本が尖閣周辺の島に命名へ わが利益を害する行為=中国

藤村修官房長官は16日の記者会見で、3月末までに39の無人島の名称を決める方針を示した。
内閣官房・総合海洋政策本部事務局によると、この39の島には、2010年9月に日中間で漁船衝突事件が起きた尖閣諸島(中国名:釣魚島)の周辺の島も含まれている。
中国網日本語版(チャイナネット)は、「中国の利益を害する行為」と報じた。
以下は同記事より。

日本の国土面積は約38万平方キロで世界61位だが、領海・排他的経済水域(EEZ)の面積は世界6位の約447万平方キロで、豊富な海洋資源があるだけでなく、海底には各種のガス田と鉱物資源が潜んでいる。
そのため、EEZにおける主権維持は日本の海洋資源の探査と開発にかかわってくる。

また、日本のEEZの基点になる無人島は全国に99島あり、うち49島に名称がない。
管理を強化するため、日本政府は2011年中に10島の名称を決めた。
残りの39島は尖閣諸島周辺や小笠原諸島周辺にある。

命名を通してEEZの面積を拡張するという日本のやり方について、中国外交学院アジア太平洋研究センターの蘇浩主任は、
「国家利益の追求のために名称や数を確定させるなどの日本のやり方は、『国による管轄』という方式ですべての無人島の実効占有を対外的に公言することを目的としたもの。
また、これを機に大陸棚を占有し、自身のEEZを拡張しようとしている。
これは『国連海洋法条約』と著しく矛盾する。
日本のやり方は一方的な主張にすぎず、中国、韓国およびロシアと未解決の争いがある中での単独行動であり、非常に非友好的、無責任だ」
と主張した。

中国共産党機関紙の『人民日報』は次のように示した。
尖閣諸島とその周辺の島は古くから中国固有の領土で、争うことのない主権があり、中国の尖閣諸島の領土主権を守る決意は固く揺るぎないものだ

2010年9月、日本の巡視船が中国漁船と衝突した。
中国側は、日本の巡視船が尖閣諸島の周辺海域でいわゆる「法執行」活動を行わないよう厳正な申し入れを行った。
中国漁船や人員の安全を脅かす行為をしてはならないのはなおさらだ。
尖閣諸島の周辺の島への命名が、中国の核心的利益を害する行為であることはあからさまだ。

中国は一貫して大局に着目し、矛盾の激化を避け、尖閣諸島問題が日中両国の関係に影響しないよう努めてきた。
日本は日中の戦略的互恵関係、東アジアの平和的安定を重んじるべきで、独断専行したり、中国の主権保護の意志と決意を確かめたりしてはいけない


尖閣諸島とその周辺の島は古くから日本固有の領土で、争うことのない主権があり、日本の尖閣諸島の領土主権を守る決意は固く揺るぎないものだ
中国は日中の戦略的互恵関係、東アジアの平和的安定を重んじるべきで、独断専行したり、日本の主権保護の意志と決意を確かめたりしてはいけない。」
ということだろう。
主語を変えれば同じ事を日中で言っている。

こういのを、バカさ加減という。
でもラッパだけは吹いておかないとという処置であろう。
まだまだ続く、というより
「永久に続く争い」
ということであろう。
つまり正解はない。
正解がないから外交がある。
その外交ができないようでは、争いは終わらない。
というより、ゲーム化する。
いまのところゲーム化してくれた方が、日本にとっては利益がある。
こういう危機的状態にあります、と政府は声高に国民に訴えられるから。
すれば、軍事警察強化もすんなりとできることになるというわけである。
よって、中国が叫んでくれればくれるほど日本政府に有利に働くというわけである
現在の時点では、日本の方に座布団が溜まっている。
中国が発すればするほど、その数が増えていく。
これが外交というもの。



47ニュース 2012/01/20 17:49 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201201/CN2012012001002077.html

中国副主席、対米接近に直接警告 ベトナムの3首脳に 

【ハノイ共同】中国の
次期最高指導者に事実上確定している習近平国家副主席
が先月、ベトナムを公式訪問しグエン・フー・チョン共産党書記長ら最高首脳3人と個別に会談した際、南シナ海問題をめぐり、米国を名指しした上でベトナムが米国に近づきすぎないよう直接警告していたことが20日分かった。
同党筋が明らかにした。

南シナ海の南沙諸島などの領有権を中国と争うベトナムは、アジア回帰にかじを切った米国を東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)や東アジアサミットなどを通じて南シナ海問題に引き込み、日本なども巻き込んで中国をけん制してきた。


次の首相候補も外交ベタなようだ。
中国に外交を期待することは無理なようである。
強く出る国には揉み手で、弱腰の国には恫喝で、幼稚園外交そのもの。




サーチナニュース 2012/01/26(木) 10:18
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0126&f=politics_0126_004.shtml

米とフィリピンの軍事演習「中国を仮想敵としたものではない

  米国とフィリピンは3月から4月にかけて、「天然ガス田の採掘施設の防衛」を目的に合同軍事演習を行う予定だ。
 演習は、テロによる襲撃を想定し、天然ガス施設の防衛と奪還についてフィリピン軍が米軍による訓練と指導を受けることになっている。
 中国国際放送局が報じた。

  フィリピン軍当局によれば、今回の演習は米国とフィリピンの年度定例合同軍事演習「ショルダー・トゥ・ショルダー」の一環で、テロリズムや海賊、密輸および自然災害などに備えるうえで両国の軍事力の強化を目指す。
 米軍は軍艦、軍用機を起用するほか、陸海軍兵士500人以上を派遣し、フィリピン軍は兵士1000人以上を派遣する。

  また、フィリピン西部軍事区司令部の司令官は
 「今回はフィリピン領海で行う定例演習で、中国が仮想敵だと意識させるようなものではない」
と強調した。




 「中国の外交無知」というのはいろいろなところに出ているようだ。
 まったくやることが大人気ない
 これで「世界ナンバーツー」の肩書きを背負っていかれるのだろうか。
 そのうち、「ガキ知能の大国」のレッテルを貼られるのではなかろうか。


レコードチャイナ 配信日時:2012年1月30日 15時32分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=58323&type=0

<中国気になる話>
 移転新築した日本大使館に、中国は使用許可出さず=報復的妨害?


 2012年1月29日、ニュースサイト「KINBRICKS NOW」は、在中国日本大使館の移転問題について報じた。

 29日、共同通信中国語版は記事
 「中国、在中国日本大使館新館の使用を認可せず」
を掲載した。
 「中国大使館都内一等地買収問題」
と取引する切り札として中国側は考えているという。

 老朽化した北京の日本大使館を移転するべく、日本政府は2006年から72億円を投じ、新大使館の建設を開始した。
 昨年7月に竣工。
 しかし建設中の設計変更で、ベランダとなっていた部分が廊下となり、床面積が当初より数%広くなってしまった。
 設計変更を申請しなかったというミスにつけこみ、中国側はいまだに使用を認可せず、ガスや水道、電気の供給を禁止している。

 中国側の狙いは、
 「中国大使館都内一等地買収問題」
などの問題の交渉カードにすることだという。
 中国大使館、領事館の土地取得に浜田和幸外務政務官らが反対運動を展開している。

 日中は昨年12月には一度は合意し、日本側はこの旧正月をめどに移転する準備を進めてきた。
 ところが中国側が合意の備忘録は一般的な「外交に関するウィーン条約」について触れただけと言を翻したと共同通信は報道した。
 日本側の準備もむなしく、いまだに認可は下りていない。

 RFI中国語版は東京特派員による記事
 「日中外交公館のもめ事、関係改善が空論だと浮き彫りに」
を掲載。
 今回の共同通信記事が
 「昨年末の合意を中国側が誠実に履行しなかったことを暴露する日本外務省のリーク」
と指摘。

 昨年末に中国を訪問した野田首相が
 「日中国交成立40周年を迎える2012年は、戦略的互恵関係を深め、国民感情を改善しなければならない」
という談話が空論であったことが浮き彫りになったと評している。(筆者:chinanews)

■中国在住経験を持つ翻訳者Chinanews氏は、ニュースサイト「KINBRICKS NOW」を運営。
 ネットの流行から社会事情、事件、スポーツ、芸能など中国関連のトピックを幅広く紹介している。




朝日新聞 2012年2月1日
http://www.asahi.com/international/update/0131/TKY201201310528.html

外交庁舎めぐり日中摩擦? 
在中日本大使館やっと移転へ

● 新しい在中国日本大使館=北京市、林望撮影

 在中国の日本大使館が近く新しい庁舎に移転することが決まった。
 新庁舎は昨年夏に完成したが、中国側が「違法建築」として引っ越しに同意しない状況が続いていた。
 日本政府内には、新潟や名古屋の中国総領事館の移転が住民の反対などで進んでいないことへの
 「意趣返しでは」
との見方も出ていた。

 日本側の再三の働きかけを経て、中国外務省がこのほど、引っ越しに同意すると通知してきたという。
 今年、日中両国は国交正常化40周年を迎え、2月から記念行事が相次ぐ見通し。
 中国側が双方の国民感情を刺激しないよう問題の収束を図った可能性がある。

 新庁舎建設は現庁舎の老朽化によるもの。北京市中心部にある現大使館から北東に5キロ余り離れた大使公邸の隣に地上6階地下1階、延べ床面積約1万6千平方メートル、総工費87億円を投じて2006年に着工、昨年7月に完成した。

 日本側の説明によると、設計では吹き抜けだった場所を廊下に切り替えるなどしたため、当初、中国当局に提出した申請書の内容と比べ、延べ床面積が大幅に増えていた、という。



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