2012年1月8日日曜日

日本の大学生はなぜカンニングをしないのか?

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サーチナニュース 2012/01/08(日) 10:28
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0108&f=national_0108_032.shtml

【中国ブログ】日本の大学生はなぜカンニングをしないのか?

  中国では学生のカンニングが大きな問題となっている。
 中国人留学生が日本に来て驚くのは、日本の大学生がカンニングをしないことだという。
 中国人ブロガーの「紫涵公主」さんは自身のブログでその理由を分析している。

  日本の大学ではテスト中に辞典や教科書などを持ち込むことができる。
 しかしテスト問題は応用が求められるものなので、持ち込んだところでまったく意味をなさない。
 また回答は先生が黒板に書いた正解と自分の答えを見比べて、生徒自身が採点することになる。
 それでもみんなが正直に採点していることに中国人留学生は驚くのだ。

  筆者は
 「カンニングをしない理由は2つあると考えられる」と述べ、
 第1に、学生の成績は1~2回のテストではなく、出席日数や内容をどれだけ把握しているか、また応用する能力などを総合的に見て決められるためと推測。
 第2に、もしも学生が自分のテストを正直に採点しなければ、不正直とみなされてしまい、落第になるばかりか将来の就職活動にさえ影響がでるため、学生は危険を冒してまでテストの点数を上げようとは思わないと推測した。

  筆者は
 「決して日本の大学生が中国の大学生に比べて民度が高いというわけではなく、
 むしろ日本の社会全体が中国社会よりも正直さを重んじているため」
 と指摘し、
 「より良い制度のもとでは悪人もおとなしくなり、欠陥のある制度のもとでは善良な人も悪に走る。
 中国の学生のカンニングも正直さに欠けた社会を反映したものなのだ」
と述べた。
 さらに、偽物商品が出回り、うそが流行し、言ったことを守らないなど、中国の社会には正直さが欠けていると指摘、
 「われわれはこうした状況を改め、一刻も早く健全な社会の信用体系を作りだすことが必要だ」
と語った


 ヨーロッパ社会ならこういうだろう、
 「神様が見ておられるから」
あるいは
 「良心が痛むから」

 日本社会なら
 「お天道様か、警官が見ているから」
あるいは
 「壁に耳あり、障子に目あり」
かな。
 
 「正直さを重んじる」とは民度が高いということにはならないだろうか。
 「民度が低いが正直である」とは、どう考えてもおかしいと思うのだが。
 民度というのは中国人にとっては、GDPによって決まるものなのであろうか。
 日本のことはなんでも貶めないといられないという中国人のツラサか。



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