2012年1月3日火曜日

サムスン:モデルをパクル、なりふり構わず

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朝鮮日報 記事入力 : 2012/01/03 08:18
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/01/03/2012010300636.html

サムスン電子、広告でアップルを挑発?
iPhoneと同じ少女モデル起用

 サムスン電子がライバルのアップルを挑発するかのような広告を相次いで制作し、IT業界で話題になっている。

 業界によると、サムスン電子が先月、国内外で打ったタブレット型パソコン「ギャラクシータブ8.9」の広告には、アップルのスマートフォン「iPhone4S」の広告と同じ少女が登場する。
 外国人の女の子が父親と共にギャラクシータブで遊びながら、楽しいひとときを過ごすという内容だ。
 この少女は昨年10月、iPhone4Sの広告にも出演していたことが分かった。

 アップルは当時、iPhone4Sでこの少女モデルの写真を撮影し、編集、送信する様子を通じ、製品の機能を紹介した。
 同じモデルが複数の企業広告に登場することはありうるが、一般にライバル企業の広告に連続して登場するのはタブーだ。

 海外のIT専門サイト「テッキー」は
 「サムスンが広告でアップルをからかった」
と評し、広告の意味を
 「アップルの広告モデルまでサムスン製品のファンになった」
というアピールだと読み解いた。

 しかし、アップルのファンは製品本体だけでなく、広告もまねをされたと批判している。
 サムスン電子関係者は
 「海外の広告会社のオーディションでモデルを選抜した。
 ライバル企業の広告に出演していたかは事前に知らなかった」
と説明した。

 これに先立ち、サムスンは新型iPhoneを購入するため、店の前に並んでいるアップルファンが他人の使うサムスンのスマートフォン「ギャラクシーS2 LTE」を見て驚く内容の比較広告を制作し、話題になったことがある。
 広告には
 「iPhoneを苦労して入手するよりも、すぐにギャラクシーS2に乗り換えればよいのに」
という意味が込められていた。


 「ライバル企業の広告に出演していたかは事前に知らなかった」
というのはウソだろう。
 アップル・サムスン戦争が火花を散らせているとき、相手をデータを隅から隅までチェックするのはビジネス上あたりまえなこと。
 そのチェックに漏れるというようなことはまず絶対にありえない。
 もしそうだったら、世界企業として失格でもある。
 意識的に同じモデルを採用したということであろう。

 が、これ果たしていいことだろうか。
 平常時ならいいだろう。
 しかし、今はアップルとサムスンが裁判戦争を世界各地で繰り広げ、多くの注目を集めているときである。
 そういう時期にあえてこういうことをやるというのはどうだろう。
 記事は「挑発」といっている。
 サムスンがアップルを挑発して何になる。
 何も得るところがない。
 アップルの後追いをすることによって、成り立っているのがサムスン。
 サムスンには頭に立てるほどの創作パワーはない。
 アップルが形を整えてくれて、それに乗れるからやっていける企業。

 普通なら「ひかえる」というのが常識だろう。
 常識が通じないほど韓国企業は成金になって、倫理観を失ってしまったのか。
 あるいは、崖っぷちに追い込まれてなりふり構わず、ほとんど考えもなくしゃにむに広告まで「パクリ」に進んでしまったのか。
 冷静な思考ができなくなり、企業倫理を失った企業は果たして、将来的にやっていけるのだろうか。
 いつかツケがブーメランのように戻ってくると思う。

 企業体質がこういうことならもう「サムスンに未来はない」ように思う。



朝鮮日報 記事入力 : 2012/01/21 08:15
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/01/21/2012012100224.html

スマホ:サムスン電子、本訴訟でアップルに敗訴

 サムスン電子は20日、スマートフォンの特許侵害をめぐる本訴訟判決で、米アップルに敗訴したことを明らかにした。

 独マンハイム地裁は、サムスン電子が昨年4月にアップルを相手取り起こした訴訟で、アップルによる特許侵害はなかったとして、原告敗訴の判決を言い渡した。
 両社間の特許紛争で仮処分申請ではなく、本訴訟の判決が出たのは今回が初めてだ。

 問題となった特許は、第3世代(3G)移動通信のデータ伝送効率を高めるため、複数のデータをまとめて、効率的に送信するための技術に関するものだ。
 同地裁は、アップルの機種にそうした機能があるのは事実だが、サムスン電子の特許ではなく、ほかの技術を利用していると判断した。

 サムスン電子関係者は
 「今回の判決は残念な結果だったが、マンハイム地裁では特許侵害訴訟があと2件残っている。
 そのうち1件でもアップルによる特許侵害が認められれば、アップル製品の販売を差し止めることができる」
と説明した。

 サムスン電子は昨年4月、今回の判決で問題となった技術を含め、特許3件をめぐる訴訟を起こした。
 マンハイム地裁は今月27日に通信障害時にデータが壊れないように保護する技術、来月2日にはデータ伝送時のエラーを減らすための技術に関する特許について、本訴訟判決を下す予定だ。




朝鮮日報 記事入力 : 2012/01/28 09:02
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/01/28/2012012800402.html

アップルとの特許訴訟、サムスンが独で2連敗

 ドイツのマンハイム地裁は27日、サムスン電子がアップルに特許を侵害されたとして起こした特許訴訟で、原告敗訴の判決を言い渡した。サムスン電子は伝送中のデータが破損しないように保護する技術をアップルが無断で使用したと主張したが、認められなかった。

 サムスン電子がドイツでアップルに特許を侵害されたとして起こした訴訟3件のうち、マンハイム地裁は今月20日、別の1件でもサムスン敗訴の判決を下している。





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